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特設サイト「柿田川」 | 柿田川と富士山印刷用ページ

2025年7月31日 更新

清水町は、狩野川や黄瀬川、柿田川に囲まれた水資源が豊かな町です。
その中でも、町の中心部を流れる狩野川水系の一級河川・柿田川は、富士山の豊富な湧き水を水源とする湧水河川であり、町の宝として町民に親しまれています。
 
柿田川は、水質が非常に良く水量が安定していることから、飲料水や工業用水、農業用水として利用されています。
川の水は、東部3市2町(沼津市・三島市・熱海市・函南町・清水町)に給水されており、柿田川の清涼な水が地域の暮らしを支えています。

富士山の恵みと柿田川

1万年ほど前、富士山の噴火により流れた溶岩は「三島溶岩流」と呼ばれ、水を通しやすい多孔質の層を形成しました。富士山などに降った雨や雪が地下水となって流下し、溶岩流の隙間から地表に湧き水となって現れることで、豊富な水量を持つ柿田川を作り出しています。地下水が湧き出すまでの期間は、26~28年とも言われています。
 
柿田川上流部にある数十カ所の湧き間からは、日量約120万立方メートルの湧き水があり、その湧き間を見ることができる「柿田川公園」には、年間を通して多くの観光客が訪れています。

柿田川公園「第2展望台」

この場所の湧き水は、昔、紡績工場が井戸として利用していました。
 
高い透明度の湧き水に木漏れ日が降り注ぐ湧き間は、「ブルーホール」と呼ばれ、季節や時間帯により、幻想的な色の変化を楽しむことができます。
 

湧き間(わきま)

柿田川の上流部に点在する湧き間には、所々に砂地があり、川床から湧き出す水で砂が舞い踊っています。
 
地下水とともに湧き出る白い小石は、約3,200年前のカワゴ平( 伊豆市) 噴火で飛来した軽石と言われています。

富士山の恵みが育む町の特産品

ミネラル成分が豊富な古代米「緑米」や伝統的な製法で丁寧に作られた「こうじ」、湧水で洗われた「うなぎ」など、町には富士山の伏流水が育む特産品が多くあります。

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〒411-8650 静岡県駿東郡清水町堂庭210番地の1
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