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第4次地震被害想定(第二次報告)について印刷用ページ

2013年12月17日 更新

静岡県第4次地震被害想定(第二次報告)の概要
及び清水町における被害想定
 
 静岡県では、東日本大震災を教訓に、最新の科学的知見等を活かし、本年6月、第4次地震被害想定の「第一次報告」として、静岡県内における津波高や津波浸水域、人的被害及び物的被害等を公表しました。
 今回、「第二次報告」として11月29日、県から上・下水道、電気、ガス等のライフラインや道路等の交通施設被害等が市町別に公表されたため、その概要をお知らせします。
 なお、町丁目別の被害想定は、第二次報告では公表されませんでした。今後、準備ができしだい公表される予定です。
 
■被害想定の目的
東日本大震災の教訓を生かし、レベル1・レベル2の地震・津波を想定した被害想定を実施し、今後の地震・津波対策の基礎資料として活用
 
レベル1の地震・津波 発生頻度は比較的高く(駿河・南海トラフでは約100~150年に1回)、発生すれば大きな被害をもたらす地震・津波
レベル2の地震・津波 発生頻度は極めて低いが、発生すれば甚大な被害をもたらす、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波
 
■第二次報告の想定の条件
区 分 内   容
静岡県 清水町
建 物 数 約142万棟 約10,000棟
人   口 約376.5万人 約33,200人(夕)
地震動、津波
人的・物的被害
第一次報告(平成25年6月27日)の想定結果による
レベル1:東海・東南海・南海地震・大正型関東地震
レベル2:南海トラフ巨大地震(基本、陸側、東側)
     元禄型関東地震
想定シーン 建物被害が最大となる「冬・夕」を基本とする
清水町の想定結果 別紙のとおり(レベル2は東側ケースとする。)
 
■第二次報告の想定項目
区  分 主な想定項目(市町別)
ライフライン被害 上水道、下水道、電力、通信、ガス
交通施設等の被害 道路、鉄道、港湾、飛行場・ヘリポート
生活支障等 避難者、物資不足、医療機能支障、住機能支障、し尿・ごみ・瓦礫
経済被害 直接的経済被害、間接的経済被害
その他の被害 エレベータ閉込め、災害時要援護者、文化財被害 等
 
 
■清水町における想定結果の概要
区分(主なもの) 概 要
ライフライン 上水道 発災直後:ほぼ全域で断水
1週間後:約50%断水 1カ月後:約10%断水
下水道 発災直後:町内の一部で排水困難な地区が発生
応急復旧はレベル1、2とも1ヶ月程度
電 力 発災直後:町内の90%が停電
応急復旧はレベル1、2とも1週間程度
通 信 【固定電話】
発災直後:90%で不通
応急復旧はレベル1、2とも1週間程度
【携帯電話】
1日後、非常につながりにくい状態
応急復旧はレベル1、2とも4日程度
ガ ス 【都市ガス】
供給停止戸数はレベル2で約71%
(ただし埋設管被害は考慮していない)
【LPガス】
機能支障戸数はレベル1で約7%、レベル2で約14%
交通施設等の被害 道 路
(緊急輸送路)
東名・新東名:大きな被害なし
国道1号線:一部区間で不通。1ヶ月間交通規制
その他:一部区間で橋梁損傷、山崖崩れ、液状化、により不通。いずれの道路も一般車両の通行は1ヶ月以上
鉄 道 新幹線:大きな被害はないが一時運行停止
在来線:運行に支障が生じる
生活支障等 避難者 発災直後:レベル2で避難所へ約500人、避難所外へ約300人が避難
1週間後:レベル2で避難所へ約2,600人、避難所外へ約2,600人が避難
1カ月後:レベル2で避難所へ約1,200人、避難所外へ2,700人が避難
物資不足 1~3日間、レベル2の場合約800食不足。4日目以降(7日目まで)は食料が約23,700食の不足が生じる。
し尿 仮設トイレは充足
※清水町の今後の方針
 第一次報告及び第二次報告の検証結果を踏まえ、清水町地域防災計画を修正するとともに、清水町地震・津波対策アクションプログラムに必要な対策を取りまとめていく。 

このページに関するお問い合わせ

清水町 くらし安全課 防災対策係 (役場3階)
〒411-8650 静岡県駿東郡清水町堂庭210番地の1
電話番号:直通電話(055-981-8205)

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